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鉄道信号機が取り替えられた後の話[実はこうなってた]

裏側から見た鉄道業界を暴露

テッちゃん
テッちゃん

こんにちは、テッちゃんです。

鉄道の施工管理業界に11年勤務した経験を踏まえて解説します。

この記事におすすめな人は、、、

・鉄道信号機が好きな人

・鉄道信号機の行方が知りたい人

このような方です。

結論

はい。結論から言うと粉砕されて埋め立てられちゃいます、、、。

それまでの過程について説明します

1、信号機取替

2、あらかじめ施工管理会社が指定した産廃置き場に保管

3、産廃業者が産廃処理場まで運搬・処理を行う

4、産廃業者は、確実に運搬処理されたという証明書を登録し施工管理会社へ報告

というような流れになります。

ちなみにその証明書(マニフェスト)には産廃の種類や数量、重量、産廃業者などが書かれています。

その証明書を元に竣工図書を作成しないといけないので、数や重量が合わなくなると大変なことになります。

間違っても「捨ててあるからインテリアとして持って帰ろう」とは思わないようにしてください。

監視カメラが設置してあるところが多いので誰が取ったかがすぐに分かります。(警察に捕まった人も見たことがあります)

余談ですが、メルカリでよく中古品として鉄道信号機器が売られているのを見ますが、どこから手に入れたのかすごく気になります。

信号球はガラス・陶磁器クズになる

信号機本体の鉄製の部分については金属クズになりますが、信号灯はガラス・陶磁器クズになります。

信号機本体がFRP製の場合は廃プラスチックに分類される場合が多いです。

つまり、産廃業者も別になるので、信号機取替後は球と本体を分けておく必要があります。

実際にあった盗難品

はい。実際にあった盗難品は「ケーブル」がダントツで多いです。

鉄道信号機は「SVV-Vケーブル」と言うケーブルが使われることが多いです。

このケーブルは被覆の下にサスと呼ばれる金属で覆われています。

そのため、高温度やネズミなどの小動物による阻害対策として抜群の効果があります。

筆者の推測では、金属の割合が高いため盗まれやすいのではないかと考えております。

他にも金属製のケーブルでは、「レールボンド」と呼ばれる、レールについている裸の銅電線も盗まれてました。

今や、電線を売るところはいっぱいありますからね。

ちなみに、盗難されていた時間は全て夜中の皆さんが寝ているような時間帯でした。

鉄道信号に使っているケーブルはお金になるので、廃棄ではなく引取となるケースが多いです

まとめ

  1. 結論
  2. 信号球はガラス・陶磁器クズになる
  3. 実際にあった盗難品

いかがでしたか?

なんか、もったいないような気がしますね。笑

このほかにも「鉄道の信号機っていつ誰が替えているの」という記事も書いていますので参考にできるかと思います。

閲覧ありがとうございました。

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