行きは外出先から直接の出発だったので高速バス、帰りは高速バスでは逆に遠回りになるということから鉄道利用をしました。
帰りの切符は窓口もしくは中距離以上が買える券売機でしか買えなかったので、当日の時間節約のため事前に窓口で購入することに。
この購入で厄介なことが1つ起きました。
大舘から花輪線経由で盛岡に来ると第三セクターを経由するということ。
担当してくれたのが若いお兄さんで、滅多にない購入経路だったらしく困っていたようでした。
すると、察したベテランの方が入ってきてパソコンを操作。
好摩(こうま)~盛岡がJR以外であることを確認しながらの操作だった。
この場の画面上でどのような操作がなされたのかは分かりませんが、手順が多かったようです。
いざ!乗車当日
帰りは時間に余裕を持って大舘駅に到着し、大舘から別方向となる友人のお母さまに駅弁を買ってもらい乗車。
時間は、記憶では15時頃だった。
十和田を掠め、八幡平、安比高原と山間を通っている花輪線。
山間部を抜ける一人旅に慣れていなかったために、日が沈んでくると不安ばかりが大きくなっていきました。
そこでフッと気持ちを和ませてくれたのが駅名。
「兄畑(あにはた)」と「小屋の畑(こやのはた)」
兄畑は読めはしたけど、その由来が気になってしかたがありませんでした。
ところが、兄畑から数駅先の小屋の畑に停車した瞬間に全ての興味は、小屋の畑へ。
看板が錆びていたため振り仮名の「こやのはた」が見づらい状況になっていて、パッと看板を見た瞬間に「コヤノハタケ??ボロい待合いはあるけど、小屋ないし、畑というか山じゃん!?」
と心の中で自分に突っ込みました。
振り仮名の部分が見えなかったので、ローマ字のところをよーく見たら“koyanohata”と書いてあり、コヤノハタケと読んでいた自分に笑ってしまったのでした。
スポーツ観戦でかなり回った東北地区の中で、今でも最も印象が強い駅名になっています。
好摩からは第三セクターになりますが、大舘を出た列車は盛岡まで運行しているので乗り換えはありませんでした。
盛岡で東北本線の一ノ関方面に乗り換えて、見覚えのある景色から見慣れた景色を経由しての帰宅となったのでした。
今回メインとなった花輪線には鹿角花輪駅があり、観光名所として有名な武家屋敷跡が建ち並ぶ町並みの最寄り駅となっています。
その他の名所
東北本線沿線には盛岡の他に「花巻」「水沢」「平泉」があります。
花巻
花巻市は、現在メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手の母校・花巻東高校(駅から車で約10分)
10段ソフトクリームが有名なマルカンビル大食堂(駅から徒歩15分)
花巻温泉郷の1つ大沢温泉(駅から車で約20分)などがあります。
・大沢温泉には、湯治を目的とした自炊部といわれる施設を持つ宿があり、お祖母ちゃんの家に遊びに来た雰囲気で宿泊することができる
・隣の部屋とは襖1枚の境しかない場合があるので、気を遣う必要があるがそれも楽しみの1つ
水沢
水沢駅は、大河ドラマなどの撮影に用いられる「えさし藤原の郷」へ路線バスで行くことが出来ます。
真冬には雪が積もって壮観な景色となってインスタ映え間違い無しです!
平泉
平泉駅は、国宝「金色堂」がある中尊寺の最寄り駅。
ここからは中尊寺の他、毛越寺など奥州藤原氏に関連するところへ多数行くことが出来ます。
個人的には、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂がオススメ。
これといったモノはありませんが、ここの本堂がスタジオジブリの”もののけ姫”に出てくる建物にソックリなのです。
まとめ
これまで、花輪線乗車時の思い出や、印象的だった駅、通過した東北本線沿線の主な観光名所などについて紹介してきました。
この旅は、在来線ならではの面白い発見があったり、個人的には一人旅の度胸が増すものとなったのでした。
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