日本のなかでも特に風情がある観光地といえば、あの軽井沢も誇る「信州・長野県」ではないでしょうか。
旅行と言っても、移動手段の方法はたくさんありますが、身近なものとして「鉄道」があるのではないかと思います。
そこで、今回は信州を鉄道で旅行する際に、利用してみたい私鉄をピックアップしてみました。
さっそく、見ていきましょう!
しなの鉄道
しなの鉄道は、私鉄といっても一般の私鉄ではなく、第三セクターになります。
元々は、JR信越本線でしたが1997年の北陸新幹線(長野駅~高崎駅間)開業に伴って、しなの鉄道線として、軽井沢駅~篠ノ井駅間がJRから経営分離され、開業しました。
このうち、信越本線の横川駅~軽井沢駅間は廃止され、バス転換されてしまい、未だに多くの鉄道ファンから惜しまれています。
そんな「しなの鉄道」は、北陸新幹線が長野駅から金沢駅へと延伸されたことによって、2015年に「北しなの線」として長野駅~妙高高原駅間が開業することに。
こうしたこともあって、しなの鉄道は、ただの私鉄ではなく、かつての歴史ある鉄道としても楽しめるのが特徴。
車両は、過去には169系などが走っていたものの、2021年以降、ほとんどがSR1系になっています。
碓氷峠
周辺の観光スポットには、軽井沢をはじめ、碓氷峠などの観光名所があります。
上記の碓氷峠周辺マップには「碓氷峠鉄道文化村」や「峠の湯」などがあり、ちょっとしたハイキングコースとなっているのでぜひ参考に見てみてください。
しなの鉄道に乗って、のどかな田園地帯を見ながら旅を楽しむことができるのも魅力の1つです。
往時の横川駅~軽井沢駅間も偲んでみてはいかがでしょうか。
アルピコ交通
「アルピコ交通」という名前を聞いて、なかなかピンとこないという方も、少なくないのではないでしょうか。
それもそのはず、こちらは最近まで「松本電気鉄道」という名前でした。
2011年に、同じグループ会社だった「川中島バス」「諏訪バス」と合併して改称したのです。
鉄道路線は、上高地線として松本駅~新島々駅間が存続してきました。
かつては、上高地線として新島々駅~島々駅間、浅間線として松本駅~浅間温泉駅間があったほか、路面電車の浅間線もあったのです。
車両は、元京王電鉄の3000形や、元東武鉄道の20100形などが活躍していました。
京王電鉄、東武鉄道ファンの方であれば、なおさら楽しめるに違いありません。
松本城
周辺の観光スポットには、あの国宝として有名な「松本城」があります。
徒歩で城下町を楽しみたい方は「東西南北」の4つのコースが推奨されています。
それぞれの面白いポイントが紹介されていて旅行の計画時から楽しむことができます。
さあ、アルピコ交通を利用して、城下町・松本市の風情を味わってみましょう!
上田電鉄
上田電鉄は、温泉地として知られる長野県上田市を走る私鉄です。
かつては「上田交通」といい、複数の路線がありました。
しかし、2022年現在は「上田電鉄」となり、運営している路線も別所線の上田駅~別所温泉駅間のみ。
往時と比較するとやや寂しい気はするものの、上田電鉄は今日も健在。
車両は、かつては東急電鉄で活躍していた1000系や6000系が走っていました。
一方、すでに引退した「丸窓電車」ことモハ5250形も、いまだに親しまれています。
上田城跡
周辺の観光スポットには、別所温泉をはじめ「上田城跡」などがあります。
2009年に公開されたアニメーション映画「サマーウォーズ」で登場するヒロインの実家、陣内家お屋敷の門として登場することでも話題となり、多くのファンが訪れるスポットでもあります。
ちなみに、あの映画3回は見たで
また、上田電鉄を利用するなら、同じグループの「上田東急REIホテル」も利用してみれば、さらに快適な旅行となることでしょう。
まとめ
ということで、今回は、しなの鉄道、アルピコ交通、そして、上田電鉄について書きました。
元々、観光地としては日本屈指である「信州」と「軽井沢」
ただ行ってみるだけでも悪くありませんが、ここはぜひとも、私鉄を利用して、さらに快適で楽しいあ旅を計画してみてはいかがでしょうか。
「しなの鉄道」「アルピコ交通」そして「上田電鉄」もいいですが、もちろん、JRなど、他の鉄道路線も捨てがたいものがあります。
積極的に検討してみたいですね。
さらに忘れがたい体験となるのではないでしょうか。
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