土曜日の朝から愛知県内で開催されるある大会を観戦するため、埼京線沿線から愛知県へと向かったときに起こった偶然の話です。
土曜日に出発してもギリギリで間に合う時間ではあったが、某健康ランド内のお食事処で提供されている「飛騨牛のひつまぶし」が食べたくて金曜の退勤後の出発にしました。
職場には遠征の荷物を持参し、職場最寄り駅の自動券売機で新幹線の指定席を購入。
この時に指定したのは、最も速く乗れる「のぞみ」で座席は窓側であることのみ。
東京駅でも品川駅でも特急料金は変わらないので東京駅からで購入し、飛騨牛までお腹を繋ぎ止めるため品川駅で八天堂のクリームパン2種類とキッチンかきたねのチーズ味の柿の種を購入してから品川駅から乗車しました。
何号車かは忘れてしまったが、その号車の真ん中あたりの席だったので前方のドアから乗車した。
デッキから席に向かうに入るドアが開いた瞬間、その車両に乗車していた人の殆どから一気に視線がきたことを感じた私。
見知った顔を見付けて、その視線の原因が判明。
私が観戦を予定していた大会に出場するチームで、しかも最も用事のあるチームだったのです!!
そのチーム全員に面割れしてるが故にきた視線でした。
下を向いて足早かつ、その視線に耐えながら自分の席(A席)に着席したのはいいが一番の贔屓さんが1列前のE席だったので丸見え!
“のぞみ”なので新横浜駅を出ると逃げも隠れも出来ない状況になってしまうので、新横浜で後続の自由席に乗り換えることも考えましたが逆に何か言われそうだったので耐えることにした。
しかし嫌な緊張感に耐えられず、小田原から豊橋までデッキに避難したのでした。
豊橋を過ぎたところで荷物を持って階段が一番近いドアに向かい、名古屋駅に到着してドアが開いた瞬間にダッシュして消えて行った私でした。
目的の飛騨牛のひつまぶしは時間に間に合わず、その日に食べることは出来なかったという踏んだり蹴ったりな結果に。
翌日、試合の合間に贔屓さんに話し掛けようとした瞬間に向こうから「俺たちが乗るって知ってたんですか?」と言われ「しっ、知らない!知ってたら避けるし、あの状況に一番驚いたのは私だ!」と反論というか弁明をしたのでした。
あちらも会社員なので、仕事が終わってからの移動だと同じくらいの時間になることはあってもおかしくありません。
東海道新幹線ほどの本数がありながら、同じ車両しかも1列違いというのはどれほどの確率だったのでしょう。
ちなみに、クリームパンと柿の種は宿泊先に着いてから食べました。
ちょうどこの大会の時、土曜と日曜の間で名古屋市内のある場所で鉄道的に大きな変化がありました。
それは、名鉄神宮前駅北側にあった超有名な開かずの踏み切りの封鎖。
土曜日は友人に宿泊先まで送ってもうために、その踏み切りを横断しました。
友人は「しまった!開かずの踏み切りに入っちゃった。間違えた~」と言っていて、確かにそこを通過するのにかなりの時間を要していました。
日曜日は、その踏み切りを電車で通過。
前日までは踏み切りで大渋滞が発生していたのに、一晩で金属の仕切りが立てられて踏切としての機能が完全に終了した状態になっていたのでした。
記念すべき瞬間に立ち会えたような気がしていた。
開かずの踏み切りは危険だし迷惑ではあるけれど、あったものが無くなる寂しさを感じた瞬間でもあったのでした。
この境目を目撃して以降、この界隈には行っていないのでどうなっているか現状をこの目で見てみたいです。
これまで週末の愛知県遠征で起こったとんでもない偶然と、開かずの踏み切りの封鎖についての話でした。
何らかの形で推しを観に行く皆さん、このようなとんでもない偶然には十分ご注意ください。
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