今年、2022年は、鉄道開業150年の記念すべき年。
JRを中心に、イベントの開催や記念グッズの販売など、様々な企画が行われています。
私鉄でも、自社のイベントと関連させてお祝いするなど、10月14日の「鉄道の日」に向けて、鉄道関係者・鉄道ファンを中心に、大きな盛り上がりをみせています。
JRでは、JR全駅の入場券がセットになったものを限定250セットを販売。
販売数を超える申込みがあった場合には抽選を行うとのことです。
価格は70万円(税込)ですが、鉄道ファンにはたまらない商品であることに間違いはありません。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
そんな中、鉄道ファンたちが色めきたったのが、5月のことでした。
JR東日本全線と、その他鉄道路線7社が3日間乗り放題になる「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」の発売が発表されたのです。
お値段は、大人22,150円・小児10,150円とリーズナブル!
「あらかじめ座席の指定を受けること」「4回まで」という条件はありますが、新幹線にも乗ることができるんです。
期間は、10月14日~27日の約2週間。
その間、三連休があるわけではありませんが、土日を2回はさむので、平日はお仕事という方も利用しやすくなっているかと思います。
さて、このような「お得なきっぷ」、実はけっこうあるんです。
今回はその中から、あまり知られていなかったり、ちょっとユニークだったりするものを紹介します。
なお、情報は2022年6月現在のものです。
ご利用になる場合は、各鉄道会社のウェブサイト等で詳細をご確認ください。
東京フリーきっぷ
内容:フリーエリア内のJR東日本線の普通列車(快速含む)の普通車自由席、東京メトロ全線、都地下鉄全線、日暮里・舎人ライナー、東京さくらトラム(都電荒川線)、都営バス全線が乗り放題(一部利用不可の場合もあり)
値段:大人1,600円 小児800円
有効期限:1日限り
概ね東京23区内であれば、私鉄以外の列車・バス等が乗り放題になるきっぷ。
お得すぎてびっくり!
フリーエリア内の駅で購入することができます(一部取り扱いのない箇所もあります)ので、エリア内にお住まいの方は、さらにお得感がアップするかも。
Suica・モバイルSuicaでも利用可能。もちろん値段は一緒です。
東京メトロ24時間券
内容:東京メトロ全9路線乗り降り自由
値段:大人600円 小児300円
有効期限:使用開始から24時間(日付をまたいでもOK)
「24時間」という有効期限がユニークなきっぷ。
初乗りの区間を4回以上乗ればお得になります。
猛暑が予想されるこの夏、たった1駅でも地下鉄に乗って移動できれば……、と思うことってありますよね。
そんなとき、ためらうことなく使えるきっぷです。
また、乗車券を提示するだけで、割引やプレゼントのサービスを受けられる「ちかとく」という特典も。
新しいお出かけスポットも発見できそうです!
みさきまぐろきっぷ
内容:電車・バス乗車券+まぐろまんぷく券+三浦・三崎おもひで券
値段:(品川駅から乗車の場合)大人3,570円 2,580円
有効期限:発売当日限り
なんと、乗る・食べる・+αがセットになっています。
京急久里浜線の終点・三崎口駅は、お隣の三浦海岸駅と共にまぐろで有名。
そのまぐろをたっぷり楽しめるきっぷです。
品川駅-三崎口駅館は、往復1,900円。
それだけ聞いても、ものすごくお得だと思いませんか?
「まぐろまんぷく券」では、加盟店舗にあるメニューから引き換えることができます。
鉄火丼や海鮮丼、平日限定のメニューを提供しているお店も!
「三浦・三崎おもひで券」は、カフェでのお茶や、お土産、温泉の日帰り入浴まで選ぶことができます。
丸1日、たっぷり楽しめるきっぷです。
まとめ
今回は、東京近郊エリアが中心の紹介となりましたが、全国でこうした「お得なきっぷ」は発売されています。
利用できる日や有効期限は、きっぷによって様々。
いつも利用する鉄道会社や、旅行先で利用する鉄道会社のウェブサイト等をじっくり見てみましょう。
自分にぴったりの「お得なきっぷ」で、お得に鉄道を楽しんでください!
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