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鉄道電気設備・施工管理の1日はどう進む?昼勤と夜勤のリアルな流れ

鉄道電気設備の施工管理に興味を持ったとき、
多くの人が気になるのが「実際の1日の流れ」です。

「夜勤って何時から始まるの?」
「昼勤と夜勤は全く別の仕事?」

この記事では、鉄道電気設備施工管理の昼勤と夜勤それぞれの1日を、時系列で具体的に紹介します。


昼勤(内勤)編|準備と調整が中心の“段取りの1日”

昼勤は、現場作業よりも準備・調整・確認が中心になります。
夜勤を成功させるための土台を作る時間帯です。

8:30 出社・朝礼

出社後は、
・体調確認
・当日〜1ヶ月以降先の予定確認
を行います。

鉄道業界では作業に伴う手続きが多いため、先の予定を確認し続けることが重要です。


9:00 書類作成・工程調整

内勤では書類の作成が大半です。

・現場に入るための施工打合票

・施工計画書
・作業手順書
・安全関係書類
・写真整理

現場作業では、やり直しがきかないため、書類の精度日程調整が重要です。


11:00 打合せ

工事会社、協力会社、鉄道会社担当者との事前打合せを行います。


12:00 昼休憩

比較的きちんと休憩が取れるのが昼勤です。


13:00 関係部署との調整

運行管理、駅、保守部門など、
鉄道特有の多部署調整が集中します。

「この10分が使えない」「作業順を変えてほしい」

などの競合相手との細かい調整が、安全作業を行うにあたって重要です。


16:00 最終確認

・人員
・資材
・作業内容
を再確認。


17:45 退社(夜勤がない日)

夜勤がない日は、比較的規則的に帰宅できます。
体力を回復させることも仕事の一部です。


夜勤編|短時間で確実に終わらせる“本番の1日”

夜勤は、施工管理の腕が試される時間帯です。
1分の遅れが許されない、緊張感の高い現場になります。


21:30 出社・最終準備

夜勤前に再出社。

・最終体調確認
・作業内容や立ち入り箇所の再確認
・役割分担の明確化

・指令との事前打ち合わせ

「分からないまま始めない」ことが鉄則です。


23:00 終電確認・待機

終電通過後、線路閉鎖の手続きを行います。

(口頭で行うか、システムによる入力で行うかはエリアによって異なります。)
この時間帯は、無言の緊張が漂います。


0:00 作業開始(線路内立入)

線路閉鎖が確認されて初めて作業開始。

・合図
・点呼
・安全確認

施工管理者は現場を見渡し、全体が見える位置に立ちます。


1:00 作業進捗管理

作業が計画通り進んでいるか、常に確認。

・遅れが出た場合の判断
・作業短縮・中止の決断

ここでの判断力が、施工管理の真価です。

作業時間の他にも、手続き関係の時間にも注意しなければいけません。


3:30 復旧・確認作業

施工が終わると、
・通電確認
・動作確認
・後片付け
を行います。

「作業完了」と「列車が走れる」は別物です。

検査の時間も含めて見極め時間を設定しておくと、何かあった場合に気持ちに余裕が持てます。


4:30 線路開放・最終確認

線路開放(線路閉鎖解除)が行われ、始発準備に入ります。
ここで問題が出ると、運行に支障が出ます。


5:30 作業終了・撤収

無事に作業が終わると、ようやく緊張が解けます。
「今日も列車が走る」
この瞬間が最大の報酬です。


6:30 帰宅・休養

夜勤明けは基本的に休み。
無理に動かず、体調回復を最優先します。


昼勤と夜勤、どちらが大変?

単純な辛さで言えば夜勤ですが、
昼勤の段取りが甘いと夜勤は地獄になります。

鉄道電気設備の施工管理は、
「昼に9割、夜に1割」
で仕事が決まると言っても過言ではありません。


おわりに:段取りがすべての仕事

鉄道電気設備の施工管理は、
体力勝負ではなく段取りと判断力の仕事です。

昼勤でどれだけ詰められるか、
夜勤でどれだけ冷静に動けるか。

このリズムを理解できれば、
施工管理は「きつい仕事」から
**「やり切れる仕事」**に変わっていきます。

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