鉄道旅行で行きたいところといえば、かなりの高確率でランクインするのが「温泉」ではないでしょうか。
そこで、この記事では、鉄道旅行でぜひ一度は行ってみたい日本全国の温泉をご紹介していきたいと思います。
名前だけはおそらく聞いたことがある、しかし、実際に行ってみたことはない…。
いくらなんでも、それではもったいなさすぎるというものです。
この際、思い切って行ってみてはいかがでしょうか。
それでは、鉄道旅行で行きたいおすすめの名湯を3ヶ所、ご覧ください。
草津温泉
草津温泉は、群馬県草津町にあります。
名峰として知られる草津白根山にあり、登山のついでに行くうえでももってこいといえるでしょう。
草津温泉の特色といえば、なんといっても、国内トップを誇る自然湧出量。
歴史的にもその評価はきわめて高く、なんと、有馬温泉、下呂温泉とならんで、室町時代には万里集九が三名泉、そして、江戸時代には林羅山が天下の三名泉としたほどなのです。
これに行ってみなければ、さすがにもったいないと思います。
泉質は、酸性泉、硫黄泉、アルミニウム。
神経痛、筋肉痛、婦人病、高血圧などに効能を発揮していました。
鉄道旅行で行く際には、渋川駅から大前駅までを結ぶJR吾妻線に乗車。
そして、長野原草津口駅で下車します。
JR吾妻線と長野原草津口駅が、あなたを、のどかな車窓とホームとともに、きっと、温かく迎えてくれることでしょう。
おすすめのモデルコースを発見!
せっかく群馬県に行くのですから、草津温泉以外の場所でも時間を取りたいと思います。
そういう方には「おすすめモデルコース」がおすすめです。
草津温泉観光協会がおすすめしているモデルコースがホームページに詳しく書かれています。
どうやら「湯畑散策コース」「お昼到着、午後半日コース」「西の河原散策コース」というようなおすすめコースがあるみたいです
詳しくはこちらをご覧ください。
越後湯沢温泉
越後湯沢温泉は、新潟県湯沢町にあります。
こちらは、とある文学作品によって、日本中に知られているという温泉です。
それは、あの川端康成の『雪国』。
あの「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というあまりにも有名な名文で描写されているのがここだったのですね。
また、越後湯沢温泉といえば、ホテルや温泉旅館をはじめとして、飲食店、みやげ店など、温泉街の充実も特色の1つ。
泉質は、単純温泉、硫黄泉、塩化物泉。
関節リウマチ、神経痛、冷え性、疲労回復などに効能を発揮していました。
鉄道旅行で行く際には、高崎駅から宮内駅までを結ぶJR上越線に乗車。
そして、越後湯沢駅で下車します。
みなさんも、『雪国』の主人公である島村になりきって、JR上越線のトンネルを抜けながら行ってみてはいかがでしょうか。
箱根湯本温泉
箱根湯本温泉は、神奈川県箱根町にあります。
箱根湯本温泉といえば、周辺の複数の温泉とともに「箱根七湯」を形成していることでも有名。
箱根七湯とは、箱根湯本温泉をはじめ、塔之沢温泉、宮ノ下温泉、底倉温泉、堂ヶ島温泉、木賀温泉、芦之湯温泉を指していました。
もし行かれる際には、他の温泉もはしごしてみるのもいいかもしれません。
泉質は、単純温泉、酸性泉、硫黄泉。
関節痛や神経痛などに効能を発揮していました。
鉄道旅行で行く際には、小田原駅から強羅駅までを結ぶ箱根登山鉄道に乗車。
そして、箱根湯本駅で下車します。
箱根といえば、温泉のみならず、観光地としても著名ですから、鉄道旅行で行くにはもってこいといえますね。
箱根登山鉄道のローカル私鉄ならではの趣も無視できませんよ。
まとめ
ということで、この記事では、とくにおすすめの3ヶ所の名湯について、取り上げてまいりました。
草津温泉も、越後湯沢温泉も、箱根湯本温泉も、いずれも抗いがたい魅力に満ちた温泉ではないかと思います。
しかし、こうした温泉にただ行くだけではなく、鉄道旅行で行くということがポイントですね。
鉄道旅行特有の風情、そして温泉地特有の情緒。
これらが融合すれば、最高の旅になること間違いなしでしょう。
もし、みなさんが鉄道、温泉がお好きでしたら、これらの温泉に行って、心も身体も温まってみてはいかがでしょうか。
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