こんにちは!テッちゃんです!
以前紹介した記事では「停止、警戒、注意、減速、進行」の5現示について話しました。
前の記事では書いていなかったのですが・・・
了解の了という漢字の書き方を参考にして、上から「警戒・・・進行」というような覚え方が1番楽ですよ。
さて、今回はその「現示と見通しの確認方法」を紹介しようと思います。
電車の運転士が確認する前の確認作業ですね。
では、いきましょう!
現示の確認方法
信号機の現示や、どこに設置するかで検査方法は変わってきます。
今回は3現示用の閉そく信号機で解説します。
3現示の確認方法
閉そく区間数にもよりますが、3現示ということは「進行、注意、停止」、つまり「青、黄、赤」の色が出るということです。
「進行(青)」・・・常時点灯しているので確認できる
「停止(赤)」・・・当該軌道回路の内方(次の軌道回路)を短絡する
「注意(黄)」・・・2個先の軌道回路を短絡する(次の信号機を停止にさせる)
この3つの現示を列車が走行することを想定して点灯するのを確認しなければいけません。
軌道回路についてはこちらの記事で詳しく解説してるので参考に見てください。
見通し確認
見通し確認時には外方(後ろ)にある「喚呼位置標」から確認します。
できるだけ運転台の位置から見えるように確認してください。
そのときは喚呼位置標に立っている人間と無線機などの通信手段を用いて確認します。
信号機本体の中に直径5m程度の小さい見通し穴があるので、そこから喚呼位置に立っている人間を確認し調整しましょう。
鉄道信号機に見通し穴があるなんて知らんかったわ!
最初に「海側」「山川」や「線路側」というような言い方を最初に決めておき、信号機をどちらかに振ります。
そして、ゆっくり振れるところまで線路側に大きく振っていきます。
最後に最初の位置まで戻していって喚呼位置から1番見通しがいいところで合図をしてもらい固定します。
まとめ
なかなか難しい中身だったかもしれませんね。
このほかにも「鉄道信号の現示と種類の意味」や「鉄道の信号機は誰がいつ替えているの?」の記事も参考にすると分かりやすいです。
閲覧いただきありがとうございました。
コメント